スタークこそ説教されるべき

スパイダーマンホームカミングを見ました。

ドクターストレンジは魔法の話で何でもありになっていて正直キツかったけど、こっちは良かった。
主人公のピーターパーカーが「俺も十代のアメリカンだからファッキンな間違い起こすぜ！」というヒーロー物っぽい物語。
スパイダーマンになった経緯は描写されずに「蜘蛛に噛まれた！」の台詞だけで終わらせ、あとは武器商人との対決を描いてます。

途中で何度かトニースタークが出て来て「お前は間違えてる」だの「ようやった！」だの言うだけのマネキンと化しており、お前が出張れば解決するだろうがよ！等のツッコミを貰っても大丈夫な仕様となっていました(マネキンだから)
ここまで書いてて思い出したんですけどそもそも、今回の敵もトニーのせいで悪の道に走ってた気がする。
トニーさえいなければ平和になるんじゃないか、あの世界。

今回のスパイダーマンの良かった所は、中盤はハイテクスーツで敵を追跡したり街を駆け巡ったりするんですけど、ある事を切欠にそのスーツをトニー(諸悪の根源)に没収されるんです。
その後、トニーが武器商人達を蹂躙して平和が訪れる展開ならば良かったんですけど、何の手もうたず、放置してしまうんですね。
結果、アベンジャーズの武器等を乗せたステルス飛行機が武器商人に狙われる事になり、クソダサいスーツを着たピーターが敵の狙いに気付きそれを阻止しようと挑むんですがそれが熱かった。

やっぱり、不利な状況で頭使って逆境を打ち破る主人公とかはカッコ良くて好きです。飛行機メチャクチャ墜落しちゃってましたけど。
頭使って無かった気もするけど。

あと、ヒロインのMJがあの子で良かった。今回ピックアップされるヒロインは木偶感が半端無かったから(言い過ぎ感)

ところでここは映画の感想ブログなんでしょうか。