中村獅童と竹内結子のやつ、タイトルなんだっけ

世界の中心で愛を叫ぶって一時期流行ったじゃないですか。僕はアレ系の物語って苦手としてはいるんですけど、当時は母が見ていたのでだいたいの内容は把握しているんですよね。
彼女が「あたい重い病気やから死んでまうねん。そうなったら、骨はどっか世界の中心に散骨してくれや!旅費は自腹で!」みたいなストーリーでしたね。
この、世界の中心で愛を叫ぶが流行ってから、空前の純愛ブームが訪れました。純愛ブームってなんや。

この純愛というものの表現の仕方が割りとチープなものが多い。彼氏と彼女のどっちかが必ず重い病気を発症して恋人をわざと遠ざけようとするんだけど、恋人はそれでもめげずに愛してくれる、みたいな。
何故だか流行ってしまった恋空とか、沢尻エリカが出てたタイヨウのうた(検索した)とか、とにかく誰かを病気にしたがる。

これは良くないですよね。誰かを病気にすれば感動すると思ってるんでしょう。
セックスばっかりしてる純愛ものもあっても良いと思うんですよ。イケメンが「お前を一生大事にすっから!」とか言ってるの見飽きましたからね。
なので「週一回の風俗通いを見逃してくれるならお前を一生大事にすっから!風俗の金もお前の財布から抜くし、時には暴力も振るったりするけど一瞬に居よう!」とか言っちゃうイケメンをひたむきに愛する女の子とかの方が現代的な気がします。

僕は多分純愛って言葉キライなんですよね。そもそもどっから純愛になるんでしょうか。尺度が不明なのよね。相手が可愛い女の子だったら男はヤるために、嘘の一個や二個平気でつきますからね、純愛映画とかはその辺の描写が不足し過ぎてるんだよね。
そういう汚さを描かずに代わりに登場人物を病気にさせるのは逃げなんじゃないのか。
好きな男の子に痴漢される為に電車に乗る女の子の話とか書いて賞に送ってやろうかしら。
私の方が頭おかしいのかしら。

もう寝る。


おわります。