ナイフ女って小説書こうかしら

なんか、書いてた記事消えちゃった。
まあフジテレビのナイナイに対する扱いに関する記事だったから消えても良いや。
気を取り直して、久しぶりに小説のお話をしようかなと思ったんですが、小説の話するなら読んですぐやるか読み返してからするべきですよね。殆ど内容覚えてないから。
内容覚えてる小説って何かあったかな。なんも無いな。困った。あ、『ハサミ男』の話をしましょう。

殊能将之という方の作品でして、もう亡くなってるんですよね。その方の最高傑作と言われてるとか言われてないとかそんな感じの作品がこのハサミ男です。
覚えてる限りでストーリーを書くと、主人公は『ハサミ男』と呼ばれる巷を騒がせてる犯罪者で女の人をハサミで切りつけるその手口からハサミ男と呼ばれてるんです。そのハサミ男が目を付けた女の子を殺そうとしていたら、既にその女の子は殺されていた。しかも、ハサミ男と同様の手口で。
みたいな感じだったかな。この主人公のハサミ男が、模倣犯ハサミ男を追うというストーリー。二重三重に引っかけが用意されてはいるんですが、タイトル見た時点で僕はだいたいの仕掛けを看破しました。才能ですよね。

タイトル見た時点で気づく人は気づくネタって事でこの作品は叙述トリックが仕掛けられてるんです。例によって注釈なくノータイムでネタバレしますけど主人公のハサミ男の性別が女なんです。
真実分かった上で読んでも何の害もないかも。その辺の作者の仕掛けを読んだ方が面白いかも。もうひとつの謎のもう一人のハサミ男は誰なのか?はネタバレしてないですしね。確かそれは刑事だったけど。
意地が悪すぎないか。全部言ったじゃん。でも、大丈夫。ミステリー作品なんて、犯人当てクイズじゃなくて作者の技量を堪能するもんだから。

ただ、前も言ったと思うけど僕は『七回死んだ男』辺りを読んで欲しい。
ミステリー以外の小説も読んどきますね。何冊か読んだけど殆ど覚えてないのよ。


そんな感じ。